医療のデーターベースについて

  • 医療データーベースの問題点

    • 医療のデーターベースを構築しようという動きが日本国内でも進められています。
      数百万人規模から場合によっては一千万人規模の医療データーベースを構築することで、多くの病気について、どのような治療を行うのが最もよく効くのか、最も副作用が少ないのか、長いスパンで見たときにいかに健康で長生きすることに寄与するのかといったことが見えてくると考えられているためです。



      しかし、このような医療データーベース構築にはいろいろな問題があることもまた事実です。

      一つには、構築することそのものの難しさです。

      複数の病院やクリニックの患者さんのデーターを統合するわけですから、この作業は口で言うほど簡単ではありません。

      当然ながら手作業などはまず想定外であって、コンピューター上で統合することを想定しているわけですが、そうであってもデーターの持ち方がてんでバラバラなことが多く、一つにまとめるのは簡単ではないのです。



      分かりやすい一例を挙げると、日付データーがあります。


      2016年10月1日という日付であっても、内部的には2016/10/1と処理している場合もあれば、2016-10-1のように持っている場合もあります。
      H281001という元号でのデーターとして持っているかもしれません。



      この例一つだけをとってみても、一つのデーターベースに統合するのは口で言うほど簡単ではないことが分かるでしょう。


      もちろん、機械的な難しさ以外に、例えばきちんとプライバシーは守られるのかといった倫理面での難しさもあります。

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